N1 • Ngữ pháp
Câu hỏi 1 / 13
近くの商店街を歩いていたら、新しい店ができていた。お好み焼き屋のようだ。さりげなく覗くと、客はまばらで、しらじらとした灯りがテーブルに反射している。一緒にいた友人と「大丈夫なのかな、こういう店」などと言いながら通り過ぎようとしたら、突然ドアが開いてエプロンをした若者が飛び出してきた。「よろしくお願いしますッ!」と店のカードを差し出す。勢いにのまれて受け取ると、ぺこりと一礼して戻っていった。店を覗いていた私たちに気がついて、反射的に店から( 41 )。
「やるねえ、あの子」と友人。彼女は企業の管理職である。理屈ばかりで身体が動かない若者が多いとぼやき(注1) 「ああいうのが一人、部下に( 42 )」と言った。「ほんとほんと」と私。
( 43 )だって若いころは、考えることと身体が動くことの間に時差がなかった。駆け出しの編集者時代、ロケやスタジオ撮影の現場では、指示されるより先に走りだしたものだ――。友人に向かって自画自賛しながら、頭の隅で思っていた。本当は今だって、そうじゃなきゃマズイんじゃないか、と。
フリーランサー(注2)の私は、一生、管理職になることはない。アルバイトか店主かは知らないが、あの若者と同 じ立場なのだ。( 44 )いつの間にか、ひどく腰が重くなっている(注3)。
よし、明日からは臨戦態勢(注4)でいくぞ。見習うべきは( 45 )。思わず苦笑した。しかし気分は悪くない。若 者よ、ありがとう。
(注1) ぼやく: 不満に思っていることを独り言のように言う
(注2) フリーランサー:組織に所属せず個人で仕事をしている人
(注3)腰が重くなっている:行動を起こすのが遅くなっている。
(注4)臨戦態勢:ここでは、いつでも動けるように準備ができている状態
「やるねえ、あの子」と友人。彼女は企業の管理職である。理屈ばかりで身体が動かない若者が多いとぼやき(注1) 「ああいうのが一人、部下に( 42 )」と言った。「ほんとほんと」と私。
( 43 )だって若いころは、考えることと身体が動くことの間に時差がなかった。駆け出しの編集者時代、ロケやスタジオ撮影の現場では、指示されるより先に走りだしたものだ――。友人に向かって自画自賛しながら、頭の隅で思っていた。本当は今だって、そうじゃなきゃマズイんじゃないか、と。
フリーランサー(注2)の私は、一生、管理職になることはない。アルバイトか店主かは知らないが、あの若者と同 じ立場なのだ。( 44 )いつの間にか、ひどく腰が重くなっている(注3)。
よし、明日からは臨戦態勢(注4)でいくぞ。見習うべきは( 45 )。思わず苦笑した。しかし気分は悪くない。若 者よ、ありがとう。
(日本エッセイストクラブ編『散歩とカツ丼ー10年版ベストエッセイ集』による)
(注1) ぼやく: 不満に思っていることを独り言のように言う
(注2) フリーランサー:組織に所属せず個人で仕事をしている人
(注3)腰が重くなっている:行動を起こすのが遅くなっている。
(注4)臨戦態勢:ここでは、いつでも動けるように準備ができている状態